患者さんが絶対心を開かない 4つの行動

こんにちは♪
看護探究隊のあやぱんです。
この記事を読みに来てくださりありがとうございます♡


看護のカテゴリーでは、救急医療の現場で働いていた看護師のあやぱんが「体のしくみ」から「病気」について、また「看護現場で役立つ情報」を探究してまとめた学習記録です。

今回探究してまとめた内容は、「傾聴」についてです。
1回ではまとまらない内容ですので、今日は看護に必要な傾聴の基礎について探究していきます。

今回の記事のポイント
♡傾聴の本当の意味を知ることができる。
♡看護師の傾聴の必要性がわかる。
♡看護師がやってしまうダメな行動がわかる。

傾聴の意味


私は臨床の現場で働いていた時、自分は聞き上手だと思ってました。笑
多忙の中でも患者さんの話を聞き、心と体の痛みに寄り添うことが、私はそこそこできていると思っていたからです。

でも、もし今の自分があの頃の自分に会えるならば、「恥を知れ。」っと言ってやりたいです。笑 私は主人との結婚とシンガポール生活のおかげで、自分は全然傾聴が出来ていない人間だと気づかされました。

だからこそ、改めて傾聴ができる看護師になるために、傾聴について探求してまとめていきます。


まず、傾聴とはどう言う意味なのか皆さんご存知ですか?
相手の話を聞くこと?
相手を理解すること?
相手の話に耳を傾けること?


一般的な傾聴の定義はこちらです。↓↓

もともとカウンセリングにおけるコミュニケーション技能の1つ。聴の目的は相手を理解することにある。それにより、話し手が自分自身に対する理解を深め、建設的な行動がとれるようになるようサポートする。 傾で大切なのは次の3つとされる。 ・言葉以外の行動に注意を向け、理解する(姿勢、しぐさ、表情、声の調子など)。 ・言葉によるメッセージに最後までを傾け、理解する。 ・言葉の背後にある感情も受け止め、共感を示す。

コトバンクより/https://kotobank.jp/word/傾聴-178758


なるほど。
何となく理解できましたが、建設的ってどういう意味なのでしょうか?

[形動]現状をよりよくしていこうと積極的な態度でのぞむさま。
「建設的な提案」「建設的に考える」


コトバンクより/https://kotobank.jp/word/建設的-492519

つまり、看護師が傾聴するということは、患者さんが自分自身を理解し現状をより良くしようとポジティブな行動がとれるようサポートする。ということです。


昔の自分は、患者さんに対して自分自身の理解を深めてもらおうなんて考えもせず、患者さんの話を聞いていました。


「〇〇さん、今までどんな病気をしたことがありますか?」
「〇〇さん、明日手術ですね。先生のお話でわかりにくいところはありましたか?」
「〇〇さん、もうご飯いらないのですか?栄養取らないと体が良くなりませんよ。」

今考えると自分の傾聴は情報収集がメインだったり、自分の業務を優先した喋り口調でした。これでは、傾聴と言えませんね。→反省。

皆さんはどうでしょうか?

看護に傾聴が必要な理由


傾聴の意味については理解してきましたが、そもそもなぜ看護に傾聴が必要なのでしょうか?


お次は、看護の意味について考えてみましょう。

看護とは、傷病者や老人介抱,健康回復への援助から,さらに病気予防,健康増強への助言・指導などを行なうこと。
コトバンクより/https://kotobank.jp/word/看護-48687


看護界でよく言われる看護の意味は、病気やケガなどにより心や体の健康を損なった患者さんまたはその家族が、健康を取り戻せるように、またその人らしい暮らしができるように、身体的、精神的、社会的サポートをすることです。

そのためには、患者さんやその家族が本来持っている自然治癒力に働きかける必要があります。

先程述べたように、傾聴とは患者さんが自分自身を理解し現状をより良くしようとポジティブに行動がとれるようサポートすることです。

また、自然治癒力とはその人が本来持っている力です。
患者さんが自分自身を理解し現状をより良くしようと行動することは、患者さんが本来持っている力を発揮しようとしている行動なのです。

つまり、看護師に傾聴が必要なのは、患者さんの自然治癒力に働きかけるためなのです。


ほーほー。看護になぜ傾聴が必要なのか少し理解できてきましたね。
皆さんはどうでしょうか?

看護に求められる傾聴


次に、看護師に求められる傾聴とはどういうものなのか、探究してみましょう。

傾聴の定義にあるように、傾聴には3つの重要なポイントがあります。

  1. 言葉以外の行動に注意を向け理解する(姿勢、しぐさ、表情、声の調子など)
  2. 言葉によるメッセージに最後まで耳を傾け理解する
  3. 言葉の背後にある感情を受け止め、共感を示す


なるほど。


私はこの3つのポイントを知った時、日々患者さんを観察している看護師ならば、①のポイントはわりとできているのではないかと思いました。しかし、その観察力を活かして、②③のポイントまで実践できている看護師は少ないです。私はまさにそんな看護師でした。

救命の現場を言い訳にしたくはないですが、昔の私は業務に追われそこまで出来る余裕がなかったですし、「どうせタダ残業になるし、それよりも業務を早く終わらせて帰りたい。」という気持ちが先走ってました。←当時の本音。


しかし、私は出来るだけそんな看護師には戻りたくないです。
産後ケアをしてて、自分はこう思ったのです。

「自分はお母さんになった経験がないから、産後のお母さんの気持ちをリアルに理解することはできないけど、その努力はしたい!そして、その親子が心と体の健康を維持でき親子の時間が楽しいと感じて欲しい!。」


でも、そのために自分はどうすればいいのか…
これを考えた時に私が出した答えは、お母さんの話を傾聴できる環境作りから行うことでした。

そして、私は気づいたのです。
産後のお母さんに「この人だから私の話を聞いてもらいたい。」
患者さんに「この看護師さんになら話してみたい。」
と思ってもらえる環境を作らなければ、傾聴ができる看護師とはいえない。ということを…

患者さんが絶対に心を開かない 4つの行動


最後に、看護師がやりがちな誤った傾聴を紹介します。
実際に私が臨床の現場でやってしまっていたことです。
コレだけ押さえておけば、傾聴に必要な環境を整えることが出来ます。

作業をしながら話を聞く


看護師は患者さんのケアやバイタルサインのチェックを行うだけでなく、行った看護ケアの記録もしなければなりません。そのため、パソコンを持ち運びながら患者さんの病室へ行くこともます。その時によくやってしまうのがパソコン作業をしながら患者さんと会話をすることです。


患者さんの状況によっては、それが不快に感じないこともあると思います。しかし、看護師が気づいていないところで患者さんは心や体の苦痛を訴えている可能性もあります。看護師が患者さんに向き合わず、パソコンに向き合いながら患者さんの話を聞いていたら、患者さんのメッセージに最後まで耳を傾けることは出来ません。


私は結婚して、自分が患者さんにしていたことを夫にされるまで、患者さんの気持ちに気づくことが出来ませんでした。

結婚した当初の話ですが、仕事から帰宅した主人は家に帰ってきても常にパソコンに向かい作業する人でした。私はそんな夫に向かって「私より、パソコンと向き合ってるよね。誰と会話してるの。」なんていう言葉を言っていましたが、患者さんもきっと私にそう思っていたはずです。

本当にごめんなさい。
人として最低ですよね。

せめて、患者さんと会話している時は、患者さんと向き合い傾聴する環境を整えましょう。バイタルサインや体の観察が終わったら、次の患者さんに行く間に記録をすべきです。

自分がされたことは、必ず帰ってくる。
これは本当にあると思います。

患者さんの目線に合わせようとしない

患者さんは自分のベッドに寝ていたり、座っていることが多いです。なので、看護師が患者さんと会話をするときに、看護師が立った状態では自然と患者さんを見下ろす形になってしまいます。これでは、患者さんに威圧感を与えてしまいます。人は威圧感のある人に話を聞いて欲しいとは思いません。

看護師は患者さんの年齢に関係なく、子供から大人まで同じ高さの目線に落とすことで、患者さんが看護師に威圧感を感じなくなります。ましてや、最近はマスクをしている看護師は多いですから、より威圧感を与えている可能性があるので注意しましょう。

私はあなたの話を聞いているよ。」という表現を表すためにも、患者さんの目線に合わせることは必要です。

パーソナルスペースの配慮がない

私は、病棟での経験よりも派遣で養護老人ホームに行った時に、改めてパーソナルスペースについて考えさせられました。

パーソナルスペースとは、他人に近づかれると不快に感じる空間のことです。これは人によって個人差があります。看護師によっては、患者さんのパーソナルスペースに露骨に入り込んでしまう人もいます。

私が初めて養護老人ホームに派遣で行った時のことです。患者さんの病室に入る勢いで、利用者さんの部屋にノックして「失礼します。」と言いながら入ったことがあります。

それは普通の行動かと思いきや、私はその行動で利用者さんを怒らせてしまったことがあります。

病室は患者さんにとって一時的な自分の生活空間ですが、養護老人ホームは利用者さんにとって家なのです。きっと、その利用者さんはインターホンを押した来客が、自分が許可する前に家の中にドスドス入ってきた感覚だったのでしょう。

私は、その経験からより患者さんのパーソナルスペースを気をつけるようになりました。今考えると、あれは自分にとっていい経験でした。
結局、激怒した後にストマの観察をさせてくれたあの時のおばあちゃんに感謝です。

相手より自分のWinを考え行動してる

どのビジネスの世界でも、自分よりも相手のWinを考えることはよく言われます。しかし、看護師は他の職に比べてビジネスを考える機会が少ないです。

激務が続く病棟の看護師は、患者さんのことを考えるよりも、自分の業務を終わらせるにはどうしたら良いかを優先して考えることがしばしばあります。私も業務に慣れるまではそんな毎日でした。先輩の指導も含め、業務が終わるのが夜中の12時を越えることは良くありました。

しかし、私はシンガポールに住み産後ケアというサービスを経験してから、自分よりも相手のWinを考えるようになりました。なぜならば、そこをちゃんと考えないとビジネスが成立しないからです。顧客に求められるサービスを提供しなければ、仕事をゲットすることが出来ません


病院も医療というサービスを提供しています。看護師はそのサービスの提供者です。少し意識するだけでもいいので、病棟の看護師も患者さんのWinを考えて行動してみましょう。

「看護師さんはいつも忙しいもんね。」という患者さんの言葉の裏には、患者さんの感情が隠れています。もし看護師がその感情に気付くことが出来たら、「話すならこの看護師さんに話を聞いてほしい。」と患者さんは自然に思うでしょう。

いかがでしたでしょうか?

次回の傾聴についての記事はより実践的な内容になります。
是非、続けて読んでみて下さい。

患者さんが自然と心を開く傾聴法 5選


最後まで読んでいただきありがとうございました。

終わり♪

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