看護師の就活事情 in Singapore

こんにちは♪
看護探究隊のあやぱんです。
この記事を読みに来てくださりありがとうございます♡


海外医療のカテゴリーでは、語学留学や海外ボランティアの経験を経て現在シンガポールに在住する日本人看護師のあやぱんが、「現場ですぐに使える医療英語」と「海外の医療や看護」についてまとめています。

今回の内容は、「シンガポールでの看護師の就活事情」についてです。


私は、現在まさにシンガポールで就活中です。
コロナウイルスの影響もあり、就活がなかなか進まないリアルな現状をお伝えします。

今後、シンガポールなど海外で看護師として働きたいとお考えの方は必見です!

今回の記事のポイント
♡シンガポールで日本の看護師資格を活用して看護業務に従事する方法がわかる。
♡看護師の資格を活用して働けるポジションがわかる。
♡人生さまよってるアラサー女性の生き方を知れる。

シンガポールで看護師として働ける条件


シンガポールでは、国際看護師免許や現地の看護師免許を取得しなくても、日本の看護師資格で看護業務に従事することができます。(看護業務の制限あり)

しかし、そのためには看護師登録が必要です。

その看護師登録をするために必要な条件はこちらになります。↓↓

  1. 日本の正看護師免許を取得していること
  2. 過去5年間に3年以上の臨床経験があること
  3. 学士を取得していること

(2020年6月時点の情法)


私は、専門学校卒なのでその時点でアウト。( ;´Д`)
最近は、海外で働ける条件として大学卒業は最低条件の国が多いです。

因みに、私がシンガポールで産後ケアの仕事ができていたのは、主人が就労ビ(employment pass)を所有して働いてくれているからです。

私はその主人に付属する配偶者ビザでシンガポールに住み働くことができます。

シンガポールは世界でも数少ない配偶者ビザで働くことの出来る国なのです。

シンガポールは数年前までは就労ビザの取得は容易でしたが、現在は年々厳しくなっています。

海外で働くには、その国に貢献できる人材であるかどうかが問われます。
多くはないですが、大卒ではなくてもその人のキャリアがその国に必要だと認められれば、高卒でも就労ビザを取得して働ける場合もあります

しかし、高卒で就労ビザを取得するのは狭き門なので、大学にせっかく入学できたならばやりたいことが見つからないからと言って安易に中退を決断しないほうがいいです。

将来的に海外での活躍も考えているならば、大学中退は慎重に決めましょう


また、私は看護師登録の条件をもう一つ満たしていません。
それは、「2,過去5年間に3年以上の臨床経験があること。」です。

私は大学病院で3年勤務した後は、派遣や応援ナースで働いておりました。
理由は、海外に行ってみたかったからです。あの頃の自分は、自分の価値観や視野を広げるために、今までにない経験をしたい気持ちが強かったです。

今までの私の看護人生をざっくり説明するとこんな感じです。

大学病院で3年勤務

ピースボートで地球一周する。(約3ヶ月半)

応援ナースで6ヶ月内科病棟に勤務。

語学留学のためにセブ島1ヶ月、ファームステイでオーストラリア2ヶ月

応援ナースで8ヶ月整形外科病棟に勤務。

マザーテレサの活躍の場、インドの孤児院で1ヶ月ボランティア活動。

シンガポールで産後ケアを約1年経験。

キャリアアップのために退職。


以上の経歴から、私が過去5年間に3年以上の臨床経験がないことがお分かりかと思います。

この現実を知り、最初はショックでした。
自分の産後ケアを極めるために、シンガポールで看護師として働きながら新生児期の親子の看護を極めたいと考えていましたから…

だからと言って、自分の歩んできた道に後悔はありません。
もし、海外に行かずに看護師として働き続けていたら、看護が好きと言いながら働くことはできていなかったと思います。愚痴ばかり吐いて、そこそこ稼げればいいという看護師になっていたかもしれません。

海外での経験があったからこそ、自分は看護が好きだと知ることができたし、看護師として働き続けたいと思いました。
また、海外に行かなければ、夫とも出会えなかったですし、こうしてシンガポールで働くチャンスも得ることができなかったでしょう。

海外で看護師の資格を活用した働き方


私は自分がシンガポールの看護師登録ができないとわかり、次は自分の看護を活かして一般職で働ける環境を見つけようと考えました。

せっかくシンガポールに住んでいるのに、このまま英語を話せず日本に帰国になったらもったいないですよね。

将来的に、年齢や国籍に関係なく看護提供出来る看護師になるのが私の夢です。

なので、そのためにいま置かれている環境でできることをやろうと思いました。

そのためにまず私が行ったことは下記の2点です。

  1. 人材派遣会社への登録
  2. 今までの経験を活かして働けるポジションを求め、日系の病院とローカルの病院に直接メール送信

私が登録した人材会社はこちらです。↓↓

シンガポールはとっても小さな国(約東京23区よりひと回り大きいくらい)ですから、私が調べる限り医療系専門の日系人材派遣会社はありません。なので、一般企業の海外転職に強い人材派遣会社に登録して就活を行いました。

そして、人材派遣会社から紹介される「日本の看護師資格を活かして働けるポジション」の多くはクリニックの受付のポジションでした。

受付のポジションは英語の能力は必須ですし、受付でも産前産後の親子に関われるチャンスはあるので、私には好条件の案件でした。

シンガポールの日系クリニックの受付ポジションでは、看護師資格を保有していると一般の人より給与額が高くなります。

受付のポジション以外にも、医療機器メーカーなどで看護師の経験が優位となる求人が時々紹介されることもあるそうです。


実際に就活してみての感想は、人材派遣会社を頼るよりも自分の興味ある病院や会社に直接コンタクトした方が就活の進みが早いということです。

会社や病院は人材派遣会社を利用して人を雇うことになると、結構なお値段の紹介料を人材派遣会社に払わなければなりません。

なので、病院や企業は慎重に選定するのでその分時間がか借ります。

またシンガポールの場合は、一般企業の海外転職に強い人材派遣会社であっても、医療系の求人数の取り扱いはかなり少ないです。
同じ病院を他社から紹介されることもありました。

病院や会社と直接やり取りすると新しい情報を得ることもあるので、絶対やったほうがいいいです。

現在の看護師登録の条件を知ることができたのも、病院と直接メールのやりとりをしていたからでした。

就活の現状とこれから


私が本格的に就活を始めたのは、2020年4月です。
まさに、新型コロナウイルスが大流行してる時期ですね。苦笑
それから約3ヶ月経過しましたが、書類選考中のクリニックが数社ありますが、転職先が決まってない状況です。


日本は看護師不足ですから、第一希望の病院に即採用が当たり前の世界でした。
なので、アラサーにして初めて就活難を味わっています。
一般企業で働いている方や就活中の大学生は、こんな辛い壁を皆乗り越えているんですね。私はそんな皆様に尊敬の念が湧いてます。本当に凄いです‼️


しかし、私は既にアラサーです。
ずっとこんな就活を続けていられません。

幸いなことに、主人のおかげで今もなおシンガポールで生活を送れています。
一口ちょうだいは許してくれないけど、美味しいご飯が食べられるのも主人のおかげです。笑 


最近は、転職活動を経験して2つの道で悩んでいます。

  1. 医療関係に絞らずシンガポールで就職活動の範囲を広げ英語力を高める。
  2. 日本に帰って産婦人科で就職し産前産後の看護を極める。

シンガポールで英語力を高める


私は、シンガポールに住んで1年半以上経ちますが、英会話のスキルが伸びていないんです。

産後ケアのお客様は日本人でしたから、仕事で英語を使うことは少なかったのです。

今まではなんだかんだ医療業界に絞って就職活動をしていました。

英語も実践を積まないと話せるようにはなれないので、場数を踏むためにも転職活動の範囲を拡大することを検討しています。


シンガポールで英語を活用しながら働くメリット

  • 将来自分の活躍する場が拡大する。
  • 外国人の医療スタッフや患者とコミュニケーションを図れるようになる。
  • 自分の目標である国籍や人種に関係なく看護が提供できるようになる。
  • 旦那と一緒に暮らせる。


シンガポールで英語を活用しながら働くデメリット

  • 看護の現場から離れる。
  • 自分の専門分野を極めることができない。
  • 看護ができないことにより仕事のモチベーションが上がらない。

日本で看護の専門性を高める


30歳を目前にして、「30代からは自分の看護を極めていこう。これから先は産前産後の親子ケアのスペシャリストになるんだ。」と決意した矢先にこれですから、看護の世界を離れることは私にとっては苦渋の決断です。

日本に帰って産前産後の看護に携わりながら働くメリット

  • 大好きな看護を続けられる。
  • 産婦人科で産前産後の親子ケアを極めることができる。
  • 社会に貢献できる。


日本に帰って産前産後の看護に携わりながら働くデメリット

  • 英語力が更に落ちる。
  • 自分の看護を提供できる範囲が日本人に限定してしまう。
  • 旦那と離れて生活しなければならない。

海外での看護師の働き方 まとめ


・シンガポールで日本の看護師資格を活用して看護業務に従事するには以下の3つの条件が必要である。

  1. 日本の正看護師免許を取得していること
  2. 過去5年間に3年以上の臨床経験があること
  3. 学士を取得していること

・看護師として働けなくても、看護師の資格や経験を活かして海外で働ける環境はある

・シンガポールは医療系の求人が少ないので、人材派遣会社のサポートを受けながら自ら自分の興味ある企業や病院にコンタクトする方が、就活の進みが早い。

・自分がどう生きたいのか、メリットとデメリットを考えながら、医療現場以外での就職も視野に入れる。

いかがでしたでしょうか?

日本の看護師さんでシンガポールで就職する際には参考にして頂けたら幸いです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


終わり♪

誰かに私の声を聞いて欲しい…看護師の私が聞きます 産後の育児や健康のご相談を承ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA