赤ちゃんの食事と栄養

こんにちは♪
看護探究隊のあやぱんです。
この記事を読みに来てくださりありがとうございます♡


産後ケアのカテゴリーでは、日本で看護師をしていたあやぱんが、シンガポールで産後のお母さんと新生児のケアを行なった経験を元に、「産後の親子の健康」に関する役立つ情報を探究してまとめています。

今回、私が探究してまとめた内容は、赤ちゃんの食事と栄養についてです。

なぜ、食事と栄養?

なぜならば、親御さんが赤ちゃんに関して心配する事の一つとして「食事栄養」があるからです。

何を食べさせれば良いかわからない。
赤ちゃんが食べ物に興味を持ってくれない。
好き嫌いが多い。

など、言い出したらたくさんありますよね。

そして、今回はNetflixのドキュメンタリー番組 「赤ちゃんを科学する」の第一話「愛情とスキンシップ」の記事に続いて、第二話が「食事と栄養」です。その内容と私の経験談を合わせて記事にしていきます。

MEMO
この第2話では、最初に母乳の栄養について取り上げられています。
海外のお母さん達の様々な授乳スタイルを見ることが出来る番組ですので、気になる方は、Netflixのドキュメンタリー番組 「赤ちゃんを科学する」第2話の「食事と栄養」を見てみてください♪

※注意 Netflixのドキュメンタリー番組は国や地域によって見れない場合がございます。日本語字幕あります。

今回はあまり世間に知られていない赤ちゃんの食事と栄養についての興味深い研究内容を紹介していきます。

これを知っておくだけでも、赤ちゃんの発達と健康に役立ちます!

意外と知られていない鉄分の重要性


赤ちゃんの定期検診では毎度赤ちゃんの体重チェックをされますね。


その度に「ちゃんと大きくなってるかな。」と親御さんはドキドキすると思います。

私も産後ケアで受診付き添いをすることがありましたが、私もお客様の赤ちゃんの体重増加は毎回気になっていました。発育の状態と母乳の哺乳量を把握するためです。

がしかし、体重は成長要素の極一部です。
体重ばかりに目がいきますが、身長や脳の発達も大切です。

そして、このドキュメンタリー番組の研究では、鉄分などの微量の金属は脳の複雑さに影響し、「学習と記憶」に非常に重要であると言っています。

1983年のミネソタでの乳児のタンパク質の栄養を研究した結果では、乳児の鉄分不足が指摘されました。現代では乳児だけではなく、世界の20億人が鉄分不足だそうです。

では、鉄分不足がどのくらい赤ちゃんの脳に影響するのでしょうか?

鉄分が足りている赤ちゃんと鉄分不足の赤ちゃんの両方で、脳の電気活動を測定したところ…


鉄分が足りている赤ちゃんは脳波で見ると、お母さんと他人の声を聞き分けていたのです。


つまり、記憶力が高いのです。

一方で、鉄分不足の赤ちゃんは脳波で見ると2つの声(お母さんと他人)の識別はされておりませんでした。


これは鉄分不足によって学習と記憶に関わる海馬が十分に機能していないことを示します。

乳児の鉄分不足はあってはなりません。



では、赤ちゃんの脳の発達を助けるためにはどうすれば良いのでしょうか?

子宮での十分な栄養補給

赤ちゃんの脳の発達を助けるためには…

妊娠中にお母さんがバランスの良い栄養価のある食事(特に鉄分摂取)をする必要があります。これで生後4ヶ月までの必要な鉄分が補給されます。

がしかし、母親が高血圧糖尿病喫煙者の場合は
鉄分が十分に胎児へ行き届かないことがわかっています。

なので、

①まず喫煙者は禁煙を試みましょう。
高血圧糖尿病にならないように予防しましょう。
(妊娠高血圧や妊娠糖尿病はハイリスクになるので注意!)

心配な方は定期検診の血液検査の結果を元に、

  • 鉄分の不足はないか
  • 高血圧や糖尿病のリスクはないか


かかりつけの医師や助産師、栄養士さんに相談してみると良いです。

生後4ヶ月以降の鉄分摂取

次は、生後4ヶ月以降の鉄分摂取についてです。

日本人の多くは離乳食を生後5、6ヶ月から開始すると思います。
なので生後6ヶ月からの食事では肉や魚の原料を勧めましょう。緑黄色野菜も良いです。


しかし、子供は好き嫌いを示します。

MEMO
私も産後ケアの時に、上のお子さんのお食事のお手伝いをしたことがありますが、お子様によっては完食することが本当に難しいですよね。
それでも、ちょっとした声かけや動作でお子さんが食べたりもしてくれるので、やりがいは感じます。笑

 
科学的にみると、鉄分を含め金属類の欠乏を改善できれば、世界のIQが10ポイントは上がる。と研究者は言っています。

この鉄分の話を聞いて、親御さんは赤ちゃんに鉄分を多く含む食材を食べさせたいと思うでしょう。


でも、赤ちゃんが拒否する食材は無理に食べさせない方が良いです。
一度拒否をしても、時間が経って再度トライしてみると食べれることもあります。

ご両親と赤ちゃんが楽しい食事を続けられるように、無理のないようやってみて下さい。

無菌は絶対ダメ‼️ 動物と触れ合うことの重要性

続いては、微生物についてのお話です。

私は産後ケアのお客様で犬を飼っているお客様がいました。
そのお母さんは新生児に近づくワンちゃんを心配していました

私はその時に的確なアドバイスができず、後悔しています。

もう少し早くこのドキュメンタリー番組を見てれば、あのお客様に「犬と暮らすことは赤ちゃんの体にとても良いことですので安心してください。」と説明できたのに…


ペットを飼っている方で赤ちゃんと動物の接触について悩んでいる方は、是非この記事を読んだ後、Netflixのドキュメンタリー番組 「赤ちゃんを科学する」第2話の「食事と栄養」を見ることをオススメします♪

さて、本題に戻りまして…

赤ちゃんは生後6ヶ月くらいで口にいろんなものを入れるようになります。

食べ物。
おもちゃ
犬のしっぽなど。


これらにはたくさんの微生物が存在します。

菌やウイルスと聞くと、汚いとか病気になるなど悪いイメージが強いと思います。しかし、赤ちゃんが微生物を摂取するのは病気から体を守るためにとても大切なことなのです。

私たち人間は微生物とヒトの細胞からなります。
1ヶ月の赤ちゃんの腸内にも何千種類もの細菌からなる複雑な生態系があります。

このドキュメンタリー番組の研究で、「デトロイトの赤ちゃんのいる家庭1000件以上からハウスダストを採取したところ、細菌への露出が少ない=ペットのいない家庭では赤ちゃんが幼少期に喘息になるリスクが高い」という結果が出ました。

更に‼️この研究結果では

猫より犬を飼っている家庭の方がより多彩な細菌がいるので、赤ちゃんはその細菌に触れて喘息のリスクから守られている。

と言うのです。

この研究結果からみると、動物や微生物は赤ちゃんの体を守ってくれます。

また、現代では衛生の向上や抗菌剤の使用により利点がある反面、健康に良い微生物までも激減させています。

もちろん、動物や自然の中には危険も潜んでいます。
出来るだけ安全を確保できる場所で赤ちゃんの頃から自然や動物と触れ合う機会を持ちましょう。

感想

いかがでしたでしょうか?

産後ケアの経験がある私ですが、この研究内容をみると妊娠中のお母さんの食事のサポートがしたくなりました。鉄分を多く含んだ食事を提供する産前ケアなんてものもいいですね。早く実現できるように、更に学びを深めたいと思います。

是非、興味のある方は
Netflixの「赤ちゃんを科学する」を見てみてください♪
※注意 Netflixのドキュメンタリー番組は国や地域によって見れない場合がございます。2020年5月現在でシンガポールでは見ることができます
日本語字幕あります。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

終わり♪

※私はいつも産後のお母さんやお父さんをサポートする人たちの一人です。もし、産後の育児や健康で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、私がいつでもお話を聞きます。

誰かに私の声を聞いて欲しい…看護師の私が聞きます 産後の育児や健康のご相談を承ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA