新型コロナで看護師が減給されるわけ

こんにちは♪
看護探究隊のあやぱんです。
この記事を読みに来てくださりありがとうございます♡


看護のカテゴリーでは、救急医療の現場で働いていた看護師のあやぱんが「体のしくみ」から「病気」について、また「看護現場で役立つ情報」を探究してまとめた学習記録です。

今回、探求した内容は「新型コロナウイルスが引き起こした病院の赤字」についてです。

この記事は、あやぱんの大きな独り言だと思って読んでいただけたら幸いです。

今回の記事のポイント
♡新型コロナウイルスが引き起こした医療の現状を知れる。
♡看護師の給料が下がる理由がわかる。
♡看護師が給料を上げるためにできることがわかる。

新型コロナが引き起こした医療崩壊の危機


最近、新型コロナウイルスに関する日本の医療ニュースが話題になることが増えましたね。

ただでさえ、病院は忙しい場所です。
それに加えて、新型コロナウイルスの対応までしなければならない病院となると、想像しただけで恐ろしくなります。

もし私が新型コロナウイルスの患者を対応をしている看護師だったら、「私が感染者になりたい。」っと思っちゃうかもしれません。

非常識な発言をしているかもしれませんが、軽症で感染すれば2週間個室でゆっくり寝られるんです。

あつーい防護服きたり、アルコール消毒で手が荒れることだってなくなるんです。

マスクのせいで顔に吹き出物ができることだってなくなる。


いつまで続くかわからない激務から離れられるんです‼️

最前線で働いている医療従事者さん、そう思うことはありませんか?

新型コロナ関連で体を張って働いている人は、医療従事者だけではありません

それは、それは絶対に忘れちゃいけないことですが、こんなに頑張っているのに給料減給やボーナスカットだなんて…

やってられないよ。」としか言えないですよね。


でも、どうして病院は他の企業と違い、緊急事態宣言中も運営を続けられているのに、なぜ医療スタッフの給料を減給しなければならないほど赤字になっているのでしょうか?

病院にとって患者さんは、顧客です。
コロナ感染疑いの患者を受け入れることで病院は利益が出ると思うのが普通です。

でも、なぜ病院自ら顧客を断り、患者のたらい回しが起きるのでしょうか?

私はいろんなニュースを見ているうちに、そこには一般企業とは違う医療のしくみが関係していることに気がつきました。

新型コロナによる病院赤字の実態

 まず、病院のしくみについてお話しする前に、新型コロナウイルスによってどのくらい病院が赤字になっているのかをお話しします。

日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査」によると、今年4月の平均利益は36,109,000円赤字(利益率は9%の赤字)だそうです。

昨年4月の平均利益は4,292,000円黒字、利益率は1%の黒字だったのです。
明らかに黒字から赤字に転向しており、経営困難が進んでいるのが分かりますね。

特に、新型コロナウイルスの感染者を受け入れている病院は、今年4月の平均利益は100,413,000円赤字だそうです。

昨年と比べると、前年実績は3,204,000円黒字なので、病院が大打撃を受けていることは見て取れます。

もしこの状況が続き、新型コロナウイルスの第二波、第三波が来たら、日本の医療は崩壊するかもしれません。

昔にあったリーマンショックが看護師で起こる可能性もあります。

そうなると、その影響は看護師だけでなく患者さんにまで及ぶことは言うまでもないでしょう。


※もっと病院赤字について詳しく知りたい方は、日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査」をご覧下さい。

新型コロナで病院赤字になる理由


では次に、なぜ新型コロナウイルスの感染者を受け入れている病院が赤字に陥っているのかをお話ししていきます。

大きな理由は以下の4つです。

  1. 新型コロナ患者専用の個室を作るために大部屋を個室化しなければならず、受け入れられる患者数が通常に比べて少ないから。
  2. 新型コロナ患者の対応で医者が足りず、“緊急を要さない手術”を延期するケースが増えているから。
  3. 新型コロナ患者受入れの実態に見合った診療報酬が設定されていないから。
  4. 新型コロナ患者を受け入れることで一般の外来患者が感染を恐れるようになり、外来受診者数が激減しているから。


理由1と4は、病院の顧客である患者さんの数が減ってしまったということです。

顧客が来なければ収益は上がりません
新型コロナの患者を受け入れたとしても人数に限りがあります。

また、現状治療法もないことから患者の滞在日数だけが増え、病院の回転率が下がり収益を伸ばすことができないのです。


理由2と3は、収益にならないサービス(新型コロナの治療)に資材や人材を当てなければならず、高額のサービスを売ることができない状況です。

以上のことから、病院経営の負の連鎖が起こってしまっているのです。

看護師がリストラされる時代


ここでは、失礼ながら看護師目線ではなく経営側のお話をさせていただきます。

私がここで言いたいのは、病院の経営陣も最前線で働く医療従事者と同じくらい頑張っている人がいるのではないか、ということです。

そもそも、病院の経営が上手くできなければ、患者も働く医療スタッフも救えないのです。

減給やボーナスカットは、経営陣も苦渋の決断だったのではないでしょうか。


私も病棟で看護師として働いている時は、経営者側の考えなんて気にしたことはありませんでした。

でも、病院以外の場所で働くようになり、自分が雇用者として会社に出来ることはなにかを考えるようになりました。

そして、会社や病院の利益を生み出すには、経営者の努力だけでなく雇用者の努力や工夫も必要だと学びました。


相手の立場になって考えることは、患者さんに対してだけ必要な行為ではありません。

経営者の考えを理解し行動して利益を出さなければ、雇用者は切られるだけです。
看護師もサラリーマン同様、いち雇用者です。

看護師が毎日、忙しい勤務を乗り越えていることは、私も重々承知しています。でも、それが事実なのです。

新型コロナウイルスにより、看護師は一生食いっぱぐれのない仕事という考えは、もう時代遅れになりつつあるのです。

看護師が病院で働き続けるためにできること


最後に、看護師など医療従事者の給料の財源についてお話しします。
看護師がリストラされず看護師が病院で働き続けるために、知っておくと良い情報です。


看護師など医療従事者の給料は、病院の利益から支払われています。つまり、病院の利益を上げないと、看護師など医療従事者の収入は上がりません。

病院の利益が上がるために看護師が出来ること…

 それは、激務に耐え続けろと言いたいのではなく、自分たちの給料の元は何なのかを知るべきなのです。


結論から述べると、病院の主な収益は診療報酬です。


診療報酬について理解し、どのようにして自分の給料が生み出されているのかを知ると、病院の資材や薬剤の使い方も変わってきます。


また、看護必要度診療報酬の一つです。
自分の給料の元となる看護必要度について理解できると、「ちゃんと必要度を入力しよう。」っと思うでしょう。

それだけでなく、患者さんが早く回復するためにはどんな看護が必要かを考え行動するようにもなるかもしれません。

そのくらい看護師の給与には診療報酬が大きく関与しています。

私としては、この診療報酬がもっと改善されるために、自分には何ができるのかをこれから考えて行動して行こうと思います。

いかがでしたでしょうか?


私は、現在転職活動中ですが、コロナの影響により病院への転職ができていない現状です。

だから、病院の赤字について調べましたし、今回の記事を書かせていただきました。

これ以上看護師の働く環境が悪化しないことを願っています。

最後に、新型コロナの患者を受け入れる病院で、最前線で頑張っている医療従事者の皆様に感謝申し上げます。

本当に尊敬の念でいっぱいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

終わり♪

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