- 看護師としての人生に行き詰まっている方
- 看護師としてのキャリアを見直したい方
- 看護を楽しく感じられない方
こんにちは♪
看護探究隊のあやぱんです。
この記事を読みに来てくださりありがとうございます♡
海外医療のカテゴリーでは、海外ボランティアや語学留学などの経験を経て現在シンガポールに在住するあやぱんが、「海外医療の現場で必要な医療英語」と「海外の医療や看護」についてまとめています。
今回の内容は、「私の価値観を変えてくれたカンボジア」についてです。
♡カンボジアの歴史や現在を知ることができる。
♡心の豊かさについて考えさせられる。
皆さんは、自分の生き方や働き方について悩まれたことはありませんか?
私はたくさんあります。今も悩んでいます。笑
特に救急の現場で働いていた頃は、「私は看護師向いてるのかな。他の仕事の方が向いてるのかな。」っと悩んでいた時期があります。
それでも、退職して海外に飛び出し心をリセットしたことで、「私はやっぱり看護が好きなんだ。」と思えるようになりました。
それからは、仕事に行きたくないなー。と思うこともしばしばありますが、それでも患者さんとの関わりが楽しくて、看護はやめられません。
今日はそんな看護師の私が人生に悩み、海外に飛び出して、「やっぱり看護が好き。」と思えるようになったきっかけをお話していきます。
看護師としての人生を迷われている人達に、「こんな人生もあるんだな。」と思ってもらえたら嬉しいです。
カンボジアに行くと決めたきっかけ
私は、新卒ですぐに大学病院の救急医療科に就職しました。
その大学病院は救急救命センターが設置されており、3施設を運営していました。
- ER (Emergency room)
- ICU (集中治療室)
- 一般病棟
私はそこで主にICUと一般病棟で勤務をしていました。
就職した頃から、最低3年は頑張って働こうと決めていましたので、自分の約束通り3年勤めて退職を決断しました。
退職の理由はいろいろありますが、いちばんの大きな理由は…
- 救急の現場では命を救えることは多いけど、その人の人生を救うことができないもどかしさ。
- そもそも看護師が自分に合っているのかという悩み
この2点です。
だから、一度救急の現場を離れることにしました。
- 仕事内容が辛い
- タダ残業が多い
- めんどくさい先輩が多い
これらの理由は退職の大きな理由ではないです。笑
そして、せっかく退職をするのだから、3年間救急で働いた自分へのご褒美として、海外旅行をしようと決めたのです。
当時の私は、海外旅行に慣れているわけではなかったので、下記の方法で海外に行こうと考えていました。
- ワーキングホリデー
- ピースボート
私は、学生時代から世界遺産とかが好きで、「死ぬまでに行きたい」シリーズの本をよく見てました。
ピースボートは約3ヶ月半で、約20ヵ国以上を一度に訪問でき、本で見ていた景色を実際に見に行くことができるので、私は「これだ!」と思いました。
ピースボートでのたくさんの出会いから、今も良い交流仲間がたくさんいるので、ピースボートには感謝しています。
カンボジアは、私が乗った船の寄港地の一つではないのですが、船が洋上を動いている間に行けるツアーとして、行くことができました。
船上の生活も最高ですが、1週間くらいゆっくり一つの国を旅できるツアーがあるのもピースボートの魅力的の一つです。
また、ピースボートのツアーはただの観光だけでなく、世界の歴史や社会問題を自分の五感で知ることができます。
私はそれがピースボートの一番の魅力ではないかと思っています。
カンボジアの歴史
私がカンボジアのツアーに行こうと決めた理由は、ピースボートのスタッフさんに勧められることが多かったからです。
私:「92回の船に乗ることに決めました。」
staff:「えー‼️それならカンボジアのツアーに行くといいよ。」
こんな感じでいろんなピースボートスタッフさんからお勧めされました。
また、ピースボートでは、「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」の募金活動をしています。
私は、その活動をきっかけにカンボジアに興味を持つようになりました。
そして、せっかく募金活動しているのだから、自分でその現場を見に行きたいと強く思うようになったのです。
いざ、実際にカンボジアに行ってみると、心が苦しくなる歴史の話を聞いたり、歴史の跡を見ることが多かったです。
でも、それは私たちが人として生きていく上で知っておかなければならない内容ばかりでした。
カンボジアの歴史については、是非ご自身で調べてみてください。
「ポルポト政権」で検索すると、調べられます。
ピースボートのカンボジアツアーの詳細はこちらからご覧ください。
実際に私がカンボジアツアーに行った時の写真がこちらです。↓
↑地雷撤去作業の現場。
この土の下には地雷がある可能性があります。命がけの撤去作業です。
↑地雷撤去のおじさん。私たち日本人に地雷について教えてくれました。
↑地雷の被害で四肢を失った人のためのリハビリテーション施設の一部。
↑地雷の被害で障害を持った人たちの社会復帰施設にて。
これらは利用者さんが実際に作ったアクセサリーです。
私はここで購入したピアスを今も愛用してます。
私は、カンボジアツアーで世界の歴史や社会問題を学ぶことにより、自分の無知さに気づかされました。
今まで病院という狭い環境で働き、狭い視野で不平不満ばかり言いながら働いていた自分…。
何やってんたんだろ。っと何度も思わされました。
心の豊かさ
私が参加したカンボジアツアーでは、たまたま地雷撤去した土地に建設された学校の開校式に参加することができました。
学校が建設された場所は、募金活動で集まった資金で地雷撤去した土地です。
昔、地雷が埋まっていた場所で、いまは子供たちが無邪気に走り回っているのです。
私はその光景を見て、感無量になりました。
そして、カンボジアの子供達の笑顔を見て、「豊かさってなんだろう。」とすごく考えさせられました。
キレイな服を着てラドンセルを背負い学校に通う日本の子供たちよりも、決して裕福とは言えないカンボジアの子供たちの方がとても幸せそうに見えました。
そもそも、裕福とか貧乏という言葉で人の幸せを比べてはいけないと思いました。
また、そこの現場に行きその景色を見ることで、日本で募金活動してきてよかったと思えたし、募金してくださった人たちに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この経験から、私は今までの自分を見つめ直し、看護って素敵な仕事だな。面白い仕事だな。って改めて感じることができました。
だから、今も病院で働いてはいないけど、看護を続けています。
カンボジアでの経験 まとめ
・私がカンボジアに行くきっかけは、3年間救急で働いた自分へのご褒美。
・カンボジアに行き自分の五感で歴史を学び、自分の無知さを知った。
・カンボジアの子供たちが豊かさについて教えてくれた。
・カンボジアでの経験と出会いが、私に看護の素晴らしさと面白さを教えてくれた。
いかがでしたでしょうか?
人はみな悩むし、立ち止まってしまうことがあります。
そんな時は、少し今の環境から離れてみるのも一つの手です。
仕事を辞めなくても、連休でいつもとは違う環境に行ってみたり、新たな体験をしてみることで、自分の視野が広くなり、見える景色が変わることがあります。
私は、その体験をピースボートで体験したという、一つの例です。
そんな素晴らしい経験をさせてくれたピースボートは、現在新型コロナウイルスの影響で船旅を出せなくなっている状況です。
私の記事を読んで、少しでもピースボートの船旅が良いなっと思った方は、ピースボートのクラウドファンディングの活動に参加していただけたら嬉しいです。
SNSでの共有だけでも構いません。
詳細はこちらからチェックできます。
何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
終わり♪
※私はいつも産後のお母さんやお父さんをサポートする人たちの一人です。もし、産後の育児や健康で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、私がいつでもお話を聞きます。