こんにちは♪
札幌東豊病院で出産経験をした看護師あやぱんです。
看護探究隊にご訪問いただきありがとうございます♡
今回は、札幌東豊病院での出産体験についてです。
妊婦健診ついては以下でまとめています。↓↓
実際の妊婦健診の頻度と費用はこのくらいでした!妊娠初期編(初回受診から妊娠16週まで)
実際の妊婦健診の頻度と費用はこのくらいでした!妊娠中期編(妊娠16週~妊娠28週まで)
実際の妊婦健診の頻度と費用はこのくらいでした!妊娠後期編(妊娠28週~妊娠40週まで)
出産の経験は、まさに十人十色!!
看護学生時代に出産の見学をさせていただいたことがありますが、実際に自分が出産を経験し改めてそう感じました。
出産までの流れ
まず、私の出産の流れをご説明します。
AM3;30 破水
↓
AM4;00 陣痛開始
↓
AM7;30 第一子誕生
予想以上に出産に時間がかからなかったのと、陣痛が痛すぎて出産の詳細な流れを覚えておらず、ザックリとこんな感じです。
私は破水から始まりました。
出産予定日の2日前の深夜、なかなか寝付けずベッドの上で休んでいました。
すると、午前3時30分頃にブシャーっと何かが漏れる感じがしました。
お恥ずかしながら、私はこの破水をする数日前に寝ている時に尿漏れした経験があります。
その時、破水したのかと思いましたが、まさかの尿漏れ。(笑)
それ以降この話題は笑い話です。
本題に戻りまして…実際に破水した時は、尿漏れとは全く異なる量の羊水が大量に漏れてきました。
なので、これは絶対破水だ!とわかりました。
上体を起こすだけでドバドバと羊水が出てきて、股の間にタオルを挟みながらトイレに行きました。
やっとのことで便器に座ると、白く混濁した液体が便器内に確認できました。
挟んでいたタオルは寝室からトイレに向かう間でびしょびしょになりました。
幸いなことに、私は破水したのにもかかわらず、まだ陣痛が始まっていなかったので、割と冷静でした。
まず、隣で寝ている主人を起こし、東豊病院に電話をしました。
陣痛がきていませんでしたが、破水したので病院に来てくださいと言われました。
病院に到着後、夜間専用インターホンを押して院内に入りました。
この時、陣痛がまだだったので、主人は自宅待機しているように言われました。
札幌の年末年始の時期は、雪が積もっているので足場が悪いです。
私は股にバスタオルを押さえつけながら、片手には入院バッグを持ち病院内に入りました。
何とか一人で病院内まで自力で歩いては入れましたが、陣痛が始まっていたら無理だった気がします。
最初に分娩台のある部屋に案内されました。
私は陣痛が来ていなかったので、一般病棟に一回上がりましょうか!と助産師さんに言われました。
しかし、この日はお産が多く、助産師さんが他の患者様を対応している間に、陣痛があれやこれやと始まりました。
確か破水してから30分後くらいです。
すぐに5分間隔になってきて、それ以降は痛すぎて自分で測定するのは諦めました。
動いている方が楽と前情報として聞いていたので、トイレに行った後、丸椅子に座っていました。
しばらくして、看護師さんが様子を見に来てくれました。
そしたら、辛そうな私の姿をみて、ベッドに横になりましょうと誘導されました。
助産師さんが子宮口を確認すると、この時点でまだ3.5㎝くらいでした。
私は心の中で、「こんな痛いのに、まだそれしか開いていないの⁉」と思いました。
この時点で、やっぱ一人目だから出産は長丁場になるのではないかと思いました。
この日は出産が重なり、夜は助産師さんや看護師さんの数が少ないので、陣痛に耐えている間ずっと付き添ってくれる医療スタッフはいません。
「何かあったらいつでもナースコール押してください。」と言われましたが、自分が看護師であるため申し訳なくて押せませんでした。
それでも時々、助産師さんや看護師さんが様子を見に来てくれました。
痛すぎて、陣痛開始からどのくらい経過したのかわかりませんが、次に子宮口を確認した時は5.5㎝くらいでした。
そして、助産師さんに「旦那さん呼んで良いよ。」と言われ、5;46に主人に連絡しました。
電話履歴を遡ってみると、6;02に主人に二回目の電話をしています。
「なんでこんなに遅いの?まだ来ないの?」と思い二回目の電話をしていたのですが、一回目の電話から15分くらいしか経っていなかったのですね。(笑)
自分的には、30分以上経過している感覚でした。
自宅から病院までは車で雪道でも10分くらいなので、なにしているんだ!!と若干心の中でキレてましたww
それほど陣痛が痛く、1分一秒が長く感じていたのだと思います。
私はベッドの上で横向きの姿勢が一番楽でした。
それに加えて、主人にテニスボールで膣を押してもらうのがいきみ抜きができて楽でした。
まだいきまないよ!と助産師さんに言われても、いきみたくてしょうがなかったのです。
陣痛がグーンと強くなった時に、主人にテニスボールで膣を力強く押してもらうと、痛みが緩和されました。
でも、主人も初めての経験なのでどこをテニスボールで押したらいいのかわからず、手探り状態でした。
なので、私はここ!!っと主人の手を取って誘導したのを覚えてます。(笑)
それを助産師さんが見てたのか、その後に助産師さんがテニスボールで押してくれたのが、まさにベストポジションでした。
力加減もパーフェクト!!
さすが、助産師さんと感動しました。
そして、あっという間に私のお産は進み、一度当直の先生が私の様子を見に来てくれましたが、その時に助産師さんが「もう生まれます。」と先生に仰ってました。
子宮口が全開大に開いた後はやっといきめると嬉しかったのですが、数回いきんでいると体力がなくなり、いきむのがしんどくなってきました。
上手だよと助産師さんが褒めてくれながら、一生懸命いきみました。
陣痛が落ち着くと赤ちゃんに酸素がいくように、息をたくさん吸って吐いてを意識して繰り返しました。
しかし、お産の終盤では、赤ちゃんの心拍数が下がってきたのか、酸素マスクを装着しました。
そして、最後は本当に一瞬のようでしたが、その一瞬の間の助産師さんと先生の連携が素晴らしく、赤ちゃんは無事生まれてきました。
何が起きたかなんとなくしか覚えてないですけど、先生が会陰切開して、私は思いっきり踏ん張り、もう一人の助産師さんが私のお腹を上から押してくれて、助産師さんか先生かわからないけど赤ちゃんを取り上げてくれました。
赤ちゃんの泣き声を聞けて、私は一安心しました。
必死ながらも、医療者の息の合った連携が凄いなぁと感動したのを覚えてます。
また、何百回とお産を経験している助産師さんたちが、「赤ちゃん可愛いね。」っと言ってくれたのがとても嬉しかったです。
札幌東豊病院で出産して良かったこと
東豊病院では、いい思い出がたくさんできました。
- 出産の時や産後の入院中、助産師さん&看護師さんの対応が良かった。
- 医師と助産師の連携がとれていて、安心して出産できた。
- 母子同室が基本ですが、体調に合わせて赤ちゃんを見てくれるので、回復が良かった。
- 病院がキレイで全室個室なので、入院生活は快適だった。
- 入院中の食事がとても美味しかった。
- 入院中のオイルマッサージが人生で一番気持ち良いと感じた。
- 小さなフォトスポットスペースがあり、簡易的にニューボーンフォトを自分で撮ることができた。
出産は自分の人生において大きな転機となるイベントです。
自分のお産に携わってくださった東豊病院の助産師・看護師・先生のおかげで、初めての出産経験が家族の素敵な思い出となりました。
何事もなく、わが子が元気に産まれてきてくれたのは、東豊病院の医療スタッフの皆さんのおかげです。
陣痛が痛すぎて、何度もめげそうになりましたが、助産師さんや看護師さんの声かけに救われました。
産後の入院期間中では、母乳育児が軌道に乗るまで本当に大変でした。
それでも病棟の助産師さんの指導のおかげで、退院前に不安が残らない程度に母乳育児を軌道に乗せることができました。
自分は看護師ですが、出産や入院生活の中で東豊病院の助産師・看護師さんから学ぶことがたくさんありました。
もちろん、全員のスタッフが最高ということではありません。
お互い人間ですから相性はあります。
でも、退院する時にまた出産するなら東豊病院が良いと思うほどでした。
そのように思えたのは、医療スタッフの対応だけでなく、施設の清潔感や設備の良さも含みます。
何よりも、病院食が美味しいのはポイント高いです。
出産後の楽しみと言ったら、食事くらいしかないほど、産後は体がしんどいです。
毎食、病院食が美味しくて幸せな気分になれました。
こちらがある日の食事です。↓↓
朝ごはん♡
昼ごはん♡
夕ごはん♡
おやつでは、ケーキ屋さんで買ってきたような美味しいケーキやシュークリームが提供されました。
季節や節句を感じられる和菓子が出ることもありました。
ちなみに、東豊病院のお祝い膳は結婚式のようなコース料理でした。
さらに、入院生活で幸せな気分を味わえたのは、マッサージでした。
入院期間中、足または肩中心の上半身のマッサージが一回受けられるサービスがついています。
私は、産後に足の浮腫が強くゾウさん足だったので、足のマッサージを受けました。
マッサージを受ける時は家族が面会に来る時間帯に予約して、赤ちゃんを家族に見てもらっても良いですし、ナースステーションに預けることも可能です。
そのため、赤ちゃんが泣かないか心配せずに、安心してマッサージを受けられます。
マッサージは、施術してくれる人によって気持ちよさが変わります。
私はラッキーなことに施術してくれたマッサージ師の方が上手だったので最高の時間を過ごせました。
産後の体はボロボロなので、私は人生で一番と言ってよいほど、そのマッサージが気持ち良く感じました。
最後に、もう一つ東豊病院で作れた思い出があります。
それは、ニューボーンフォトを自分たちで作れたことです。
病棟の自販機があるエリアにフォトスペースがあり、写真映えする可愛い小物も無料で置いてあります。
私はニューボーンフォトを専門の写真館などに依頼することはしませんでしたが、これで満足してます。
産後は体がしんどく、ベッドから起き上がりたくないですが、ベッドから立ち上がる良いきっかけにもなりますよ。(笑)
札幌東豊病院で出産して悪かったこと
札幌東豊病院での出産&入院生活で嫌な思いをしたことはほとんどありません。
強いて言えば、下記の2つです。
- 会陰切開後の縫合がとても痛かった。
- 病院のWiFiが弱い。
まず、会陰切開後の縫合についてお話します。
私のお産では、会陰切開を行いました。
そのため赤ちゃんが無事に産まれ、胎盤も出てきて、お産の終盤に会陰切開の縫合を医師に行ってもらいました。
局所麻酔をしたのですが、それが痛くて痛くて…。
私が痛みに弱いのか、局所麻酔が効いていなかったのかわかりませんが、足がガクガク震えるほどでした。
陣痛めちゃくちゃ痛かったけど、最後の最後にまた痛みに耐えなきゃいけないのかとちょっとしんどかったです。
その姿をみて、局所麻酔を追加してくれたので、縫合の最後の方は痛みがマシになりました。
でも、完全に痛みがなくなることはありませんでした。
産後も会陰切開の部分が痛くて、一か月くらいは円座必須の生活でした。
次に病院のWiFiについてです。
東豊病院の外来のWiFiが弱いことを過去記事↓↓でお伝えしましたが、病棟のWiFiも弱かったです。
札幌東豊病院の評価は悪い?実際の妊婦健診を受けてみた感想と口コミ&良い点・悪い点をリアルにまとめてみた。
入院中に高画質の動画視聴をするならば、ポケットWiFiを準備すると良いでしょう。
私は暇さえあれば睡眠を確保していたので、そこまで必要ありませんでした。
私の体力的に、隙間時間にSNS見るくらいでちょうど良かったです。
いかがでしたでしょうか。
札幌東豊病院での出産にご興味のある方は、こちらより病院のホームページをご覧になれます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
終わり♪