こんにちは♪
看護探究隊のあやぱんです。
この記事を読みに来てくださりありがとうございます♡
海外医療のカテゴリーでは、語学留学や海外ボランティアの経験を経て現在シンガポールに在住するあやぱんが、「海外医療の現場で必要な医療英語」と「海外の医療や看護」についてまとめています。
今回探究してまとめた内容は、「IELTS」についてです。
こんな方には必見です‼️
- IELTSって何だろう?と疑問を抱いてる人
- 海外で看護師になりたいけど英語の勉強方法がわからない人
- 海外で看護師になる時に求められる英語レベルが知りたい人
♡海外で看護師になる目標へ向けて英語学習のやる気が出る。
♡海外で看護師になるための効率良い英語学習法がわかる。
私は、前回の記事でもある「専門卒の看護師が海外の看護師になれる方法」を調べた時、IELTSというワードが何度も出てきて気になりました。
なので、今回はIELTSについてのモヤモヤを解消させていきます。
IELTSとは
まず最初に、IELTSとは一体何なのかを明らかにしていきます。
簡単に言うと、IELTSは英語検定の一種です。
イギリスやオーストラリアの教育機関で共同運営されています。
International English Language Testing System(IELTS:アイエルツ)は、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。出典:日本英語検定協会 https://www.eiken.or.jp/ielts/merit/
日本では2010年から日本英語検定協会と日本におけるIELTSとの共同運営が決まり、普及しつつあります。
前回の記事で調べたように、海外移住申請だけでなくカナダやオーストラリア、ニュージーランドなどでは看護留学や看護師登録をする時にも、IELTSが指標に使われることが多いです。
なので、海外(特に英語圏)で看護師を目指すならば、まずはIELTSを受けてみましょう。
海外で看護師になるためにはIELTS◯◯レベルが必要
IELTSを受けると言っても目標がないとモチベーションが上がらないのが人間です。
結論から言うと、私が調査した結果では、海外で看護師になるための必要条件として、「IELTS7.0」相当の英語力を求める国が多いです。
また各国の看護師登録をする前に、その国で看護学部のある大学へ通う必要がある方は、「IELTS 5.5〜6.0」相当の英語力が求められることが多いです。
因みにIELTS7.0レベルの英語力とは、ときどき間違えたり、状況によっては誤解を招くこともあるが、英語を駆使する能力を持つレベルです。
複雑な言葉も上手く扱えることができ、詳細な論理を理解できるレベルになります。
IELTS5.5〜6.0レベルの英語力とは、完璧ではないけど大体の意味を掴むことができたり、部分的に英語の能力を発揮できるレベルです。
間違えることはあるけども、自分の得意分野では基本的なコミュニケーションができ、複雑な言葉も使いこなせるレベルです。
んー。
何となくIELTSスコアのレベルを理解できましたが、まだいまいちしっくりきていないのは、私だけでしょうか?
そこで、私は日本で馴染みのあるTOEICとIELTS の点数について、少し調べてみました。
その結果がこちらです。↓↓
- IELTS7.0は、TOEICの870〜970点相当
- IELTS6.0は、TOEICの740〜820点相当
- IELTS 5.5は、TOEICの600〜740点相当
IELTS7.0って、めちゃくちゃレベル高いじゃないですか…苦笑
でも海外の医療現場で働くのだから、それくらい求められるのは当然ですよね。
IELTSの対策法
海外で看護師になるには、IELTS7.0相当の英語力が必要なのは理解できましたが、そのためにはどう勉強したらいいのか?知りたいですよね。
TOEIC同様にIELTSにも対策が必要です。
なので、私が調べたことをここで共有させていただきます。
まずIELTSの試験には、2つのコースがあります。
- アカデミック・モジュール
- ジェネラル・トレーニング・モジュール
アカデミック・モジュールは、希望大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するテストです。
ジェネラル・トレーニング・モジュールは、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドで学業以外の研修を受けたり、移住申請をされる方のためのテストです。
よって、海外(特に英語圏)の看護師登録の申請で求められるIELTS7.0は、ジェネラル・トレーニング・モジュールになります。
試験内容は、ライティング、リーディング、リスニング、スピーキングがあります。
IELTSの試験の特徴
- 紙と鉛筆で行う筆記テスト
- スピーキングは一対一の対面式
日本人は紙と鉛筆を使って授業や試験を受けることに慣れているので、IELTSの筆記試験はやりやすいかもしれません。
IELTSは、本当に使える英語はコミュニケーションが大切という考えなので、スピーキングの試験はより自然で実践的な方法を用いています。
IELTSの試験内容の詳細については、共同運営している日本英語検定協会のサイトをご覧になってみて下さい。
最後に、私が調査した結果ですが、IELTSの対策は公式問題集を使うのが良いでしょう。
リーディング、リスニングについては公式問題集に回答があるので、自己採点までできます。
参考書を何冊も買うより、一冊の公式問題集を完璧にするまで何度も繰り返して行うことで、傾向を掴み試験慣れすることができます。
ライティングやスピーキングは、模範解答を見ても自己採点をするのは難しいです。
なので、IELTS対策をしてくれるオンライン英会話や英作文添削サービスを利用して攻略することをオススメします。
IELTS まとめ
・IELTSは英語検定の一種。
・海外で看護師になるためには「IELTS7.0」(TOEIC870〜970)相当の英語力が必要。
・各国の看護師登録をする前に、その国で大学や学校へ通う必要がある方は、「IELTS 5.5〜6.0」(TOEIC600〜820)相当の英語力が必要。
・海外(特に英語圏)の看護師登録の申請で求められるIELTS7.0は、ジェネラル・トレーニング・モジュールコース。
・IELTSの対策は一冊の公式問題集を何度も繰り返し、傾向を掴み試験慣れする。(オンライン英会話や英作文添削サービスを併用すると◎。)
いかがでしたでしょうか?
海外で看護師になることは簡単ではありませんが、可能性はあります。
IELTS対策をして、自分の夢に近づきましょう。
私もとりあえず公式問題集を購入して、「今の自分がどのレベルなのか。」やってみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
終わり♪