こんにちは♪
看護探究隊のあやぱんです。
この記事を読みに来てくださりありがとうございます♡
海外医療のカテゴリーでは、語学留学や海外ボランティアの経験を経て現在シンガポールで生活しているあやぱんが、「海外医療の現場で必要な医療英語」と「海外の医療や看護」についてまとめています。
今回探究してまとめた内容は、「専門卒の日本看護師資格保有者が海外の看護師になれる方法」についてです。
こんな方には必見です‼️
- 専門卒の看護師だけど海外で看護師として働きたい方
- 看護留学に興味ある方
- ワーホリで海外の看護を経験してみたい方
♡ワーホリでオーストラリアの看護現場で働ける方法がわかる。
♡看護師としての選択肢が広がる。
今回の内容はタイトルの遠り自分の転職活動のために、専門卒でも海外で看護師で働ける方法はあるのかなーと調べてみた結果を、まとめた記事になります。
内容が薄い部分もあり、そこまで有益な情報をお届けできないことを事前にお伝えしておきます。
こんな人生を送っている日本人看護師がいるんだなーと軽い感じで読んでいただけたら幸いです。笑
シンガポールで看護師として働ける道
私はいま夫の仕事の関係でシンガポールに住んでいます。
シンガポールは日本の看護師免許があり、ある一定の条件を満たせば看護師として働くことができます。
しかし、私は専門卒なので一定条件を満たすことができず、シンガポールで看護師として働けていません。
※日本の看護師免許を使ってシンガポールで看護師として働きたい方は、下記の記事をご参照下さい。
そのため、専門卒の私がシンガポールで看護師として働くには、国で認定された学校に通わなければなりません。
もし、その認定された学校を卒業することができれば、国家試験なしで看護局へ登録することができ、晴れてシンガポールで看護師として働くことができます。
日本は看護師国家試験を受ける必要があるので、国家試験なしで看護師になれるのは嬉しい情報です。
しかし、シンガポールは看護師登録の更新を毎年する必要があります。
日本は更新制度がないので、長期的に看護の現場を離れても職場復帰を抵抗なくすることができるのはメリットですね。
シンガポールで認められている正看護師になれる学校は全部で4つあります。
そのうち、学位を取得できる場所はシンガポール国立大学のみです。
私はどうせならこれを機に学位を取得して、海外転職・海外移住の可能性を広げたいと思いました。
でも、シンガポール国立大学ってアジアでもトップクラスの大学です。
近年ではQSアジア大学ランキング首位を獲得し続けてます。
2020年のQS世界大学ランキングでは11位です。
QS世界大学ランキングとは、イギリスの大学評価機関のクアクアレリ・シモンズ(QS)が毎年9月に公表している世界の大学のランキング。
出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/QS世界大学ランキング
偏差値だけで見ると東大よりは低いらしいが、そんな頭のいい大学私は無理‼️とチャレンジする前から腰が引けてしまいました。
ワーホリから海外で看護師になる道に挑戦
私は、シンガポールで看護師として働く道が険しすぎるため、もう日本に帰国して看護師として働こうかなと思うようになりました。
シンガポールで働いている夫と離れるのは少し残念だけど、日本に帰れば家族や友達もたくさんいる環境に戻れるのです。
しかし、夫にこう言われました。
「シンガポール以外で看護師で働けるとこないの?」
あ、確かに。
夫の言葉を聞いて、「それもありかも⁉️」って思ってしまう自分がいました。笑
そういえば、私はギリギリ20代なのでワーキング・ホリデー(以下ワーホリと略す)もいける年齢です。
ワーキング・ホリデー (英語: Working Holiday)とは、2国間の協定に基づいて、青年(18歳~25歳、26歳、29歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。
出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ワーキング・ホリデー
ワーホリでお金を貯めて、その後学校に通い看護師になる。
それに挑戦するのもありだなと考え始めた私は、とりあえずワーホリができる国の中で自分が移住してみたい国をピックアップしました。
現在、日本がワーホリができる国は26ヵ国あります。(令和2年6月18日時点)
※詳しくはこちらの外務省のホームページをご覧下さい。
その中で私が移住して看護師をしたいと思った国は5ヵ国ありました。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- ノルウェー
- スウェーデン
私は自然が好きなので、生活しやすいある程度の便利さと身近に自然を感じられる国を何となく選びました。
ここから消去法で決めていくのですが、まずスウェーデンは2020年からワーホリ制度が開始されたばかりです。
新規開拓するのも楽しそうですが、将来的にはスウェーデン語で看護師の試験を受けなければならないので、私の選択肢から除外されました。
ノルウェーも看護師になるためには、英語とノルウェー語必要になってくるので、私の選択肢からは外れました。
※私がノルウェーのワーホリを調べた際に主に参考にしたサイトはこちらです。
英語もまだまだなのに、さらにもう一つ言語を習得しなければならないなんて、私にはハードルが高すぎて途中で挫折しそうです。
いや、挫折するでしょう。笑
そうなると、残ったのが英語圏の3つです。
ニュージーランドはワーホリで有名ですが、専門卒の日本人看護師が現地の正看護師資格を取得するとなると最低3年は現地の専門学校または大学に入学か編入する必要があるようです。
ちなみに、平均の年間授業料は約150万円(NZ$22.000)程度です。
また、英語のレベルは「IELT 6.5〜7.0」相当が求められます。
また、ニュージーランドは近年看護師不足が改善されつつあるので、今は必要とされる職業ですが、いつ必要とされなくなるかわからない職業でもあります。
せっかくニュージーランドでワーホリや看護留学をしたのに、やっぱりもう必要ありませんと国から言われてまえば、海外で看護師として働く夢は途絶えてしまいます。
なので、ニュージーランドも候補から除外されます。
※私が主に参考にしたサイトは看護留学.comとニュージーランド留学情報センターです。
カナダはワーホリで有名ですし、住みやすい場所としても人気の国です。
また、カナダはワーホリ以外にもCo-opという半年専門学校に通って、半年インターンとして企業で働けるような制度があります。
専門学校によって年齢制限はありますが、ワーホリのように30歳までという制限はなく、基本18歳以上であれば年齢制限はクリアできようです。
※私が参照したCo-opとワーホリの詳細についてはこちらのサイトをご覧下さい。
現在は募集を停止しているようですが、過去にはカナダで看護師資格保有者のインターンシップをサポートをする企業もあったようです。(2020年8月現在)
※私が参照したサイトはこちらです。
本格的にカナダで看護師資格を取得するにはいくつか条件があります。
まずは、英語かフランス語を話せることが必須条件です。
英語ですと、「IELTS7.0」相当のレベルが求められます。
次にカナダは国ではなく、各州の看護協会で看護師資格取得の条件が異なります。
日本の看護学部(3年制以上)を修了し、正看護師資格を所有していたとしても、大学進学や編入などが必要な場合もあります。
いろいろ調べてみると、カナダで看護師になるのは簡単ではないですが、可能性が無いわけではなさそうです。
ちなみに、現在のカナダでは看護師は職業不足リストに載っているそうです。
看護留学で人気のオーストラリアの場合
残るはオーストラリアなのですが、オーストラリアで看護師になる日本人は多く、ネットで調べても1番情報量がありました。
オーストラリアでは、専門卒で日本の看護師資格がある場合は「オーストラリアで看護学学士号を取得する」ことが必要です。
日本の看護師資格を所有していることで、通常の看護学3年間より短い期間(1〜2年)で、オーストラリアの正看護師協会への登録資格を得ることができます。
ただ、学費は高いです。
安くても年間で300万円くらいかかります。
求められる英語のレベルは、基本「IELTS7.0」相当レベルです。
情報量は多く比較的安心して挑戦できそうなオーストラリアですが、私としては授業料が高い部分がちょっと引っかかります。
※私がこの記事をまとめる際に主に参照したサイトはこちらです。↓↓
ワーホリで看護師として働ける方法
ここまでまとめてみて、専門卒の日本人看護師が本格的に海外で正看護師になるには、経済面・精神面・学力面を考えると容易ではないことがわかりました。
調べているうちにちょっと弱気になってきた私ですが、海外で正看護師になるかどうかはあとで考えるとして、とりあえず海外の看護現場を経験できる道はないか調べてみました。
その結果、オーストラリアではアシスタントナースとして有給インターシップを受けることが出来ると知りました。
語学研修や職業訓練学校で知識やスキルを身につけた後に、ワーキングホリデーでアシスタントナースで働くことができれば、セカンドビザも利用して2年間も海外の看護現場で働くことができます。
アシスタントナースで働いてから正看護師になる道を進んでもいいし、そこで満足すれば、そこから再び新たな自分のキャリアビジョンに沿って生きていくこともできます。
オーストラリアでアシスタントナースになる条件はいくつかあります。
- アシスタントナースコースのある職業訓練学校に入学すること
- 職業訓練学校へ入学するにはIELTS5.5〜6.0相当の英語レベルが求められる。
- アシスタントナースになるまで約6ヶ月就学する必要がある。
オーストラリアの学生ビザは週に20時間働くこともできるので、お金を稼ぎたい人はアシスタントナースの勉強しながらアルバイトをすることができます。
ただ、オーストラリアのワーホリ申請は30歳までなので、この方法は年齢との戦いがありますね。
※私がオーストラリアのアシスタントナースについて主に参照したサイトはこちらです。↓↓
海外へ飛び出す前にできること
今回は、専門卒の日本人看護師が海外で看護師になれる方法を自分なりに調べてまとめてみました。
しかし、皆さんがご存知のとおり現在は新型コロナウイルスの影響により、海外留学やインターシップに行けない状況です。(2020年8月時点)
そこでいつ国交が開くかわからない状況だからこそ、国交が開いた時にすぐ行動に移せるよう今から準備できることを最後にまとめていきます。
私が調べた英語圏で看護師になろうとすると、英語のレベルは「IELTS7.0」相当が必須になります。
なので、海外へ行く前に「IELTS7.0」レベルになっておきましょう。
また、看護現場で働いている方は、海外に行けるようになるまで臨床経験を積んでおきましょう。
国によっては、臨床経験〇〇時間以上と求めてくる国もあります。
いかがでしたでしょうか?
この記事を通して、読者様の看護師としての選択肢が広がり、自分の将来にワクワクすることが出来ていたら嬉しいです。
あとは、自分でどう行動するかだけです。
私も一歩を踏み出す勇気を持って頑張りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
終わり♪