こんにちは♪
一般病棟のリーダー業務に奮闘中のあやぱんです。
看護探究隊にご訪問いただきありがとうございます♡
今回は、看護師の辛い業務で代表的なリーダー業務について、理想と現実の違いや、私の失敗から学んだ攻略策をつらつらと書いていきます。
私は既卒看護師で、ブランク二年あるのですが、現在働いている病院では、一年経たずしてリーダー業務を開始してます。
正直、自分の能力と心が、現実に追いついてません。(泣)
師長さんからのダメ出しを受けたり、リーダー研修を受けたりして、自分の出来なさ加減に、さらに落ち込んでます。
しかし、師長さんのアドバイスや研修の学びから、リーダー看護師の攻略法を見つけられたので、ここでまとめていきます。
②リーダー業務が辛くて、共感者を探している人(はいっ!私ww)
③理想の看護師リーダーに近づくための攻略を知りたい人
看護師のリーダー業務が辛い理由
まず、なぜ看護師リーダーの業務が辛いと感じるのかまとめてみました。
- マルチタスク(たくさんの業務)をこなさなければならない。
- たくさんの業務をこなしながら、電話対応しなければならない。
- たくさんの業務をこなしながら、メンバー看護師の相談や報告を聞かなければならない。
- 多職種と連携をするので、コミュニケーション能力が必要。
- 医師の特徴や性格を把握して、良きタイミングで報告しなければならない。
- 患者様や患者様の家族とのトラブルがあった際は、中心になって解決しなければならない。
- メンバーの個性や能力を考慮して、業務を振り分けなければならない。etc…
7つで留めましたが、リーダー業務の辛い部分は出したらキリがないです。(苦笑)
もっともっとありますが、これが代表的なものです。
リーダーはとにかくマルチタスクのスキルが必要です。
では、リーダーのたくさんの業務とはなにか?
- 病棟全体の患者の把握
- 電話対応(患者家族・医師・ソーシャルワーカーなど)
- 退院調整
- 指示受け
- ベッドコントロール
- 多職種カンファレンスへの参加
- メンバー看護師からの報告・相談の対応
- 新規患者の振り分け
- メンバー看護師や介護士の業務振り分け
- 申し送りetc…
リーダー業務は、病院によって異なりますし、一般病棟とICUでは業務の量が違います。
私が現在働いている病院は、急性期病院かつ整形外科の病棟なので、患者様の入退院が激しいです。
かつ、電話がとにかく多い…。
また、一度に2つも3つも仕事が降ってくることもあり、優先順位をつけて迅速に対応しなければなりません。
なので、電話対応と指示受けをしているだけで、業務終了時間になることもあります。(笑)
私はまだないですが、日勤リーダーが日付変わるまで、病棟に残っている時もあります。
そんな先輩たちをみて、リーダー業務をやりたいと思う人は、なかなかいないですよね~。
理想の看護師リーダー
私が受けたリーダー研修では、「なりたいリーダー像」についてグループワークをしました。
研修参加者の理想のリーダー像は以下になります。
- 報連相しやすい。
- メンバースタッフの力量を考え、仕事を割り振れる。
- 多職種と円滑に連携がとれる。
- 患者様の希望に沿った退院調整ができる。
- 迅速な判断力と対応ができる。
- リーダーが持っている情報をメンバースタッフに共有できる。etc…。
一番多かった意見は、報連相しやすい、話しかけやすい、話を聞いてくれるなどでした。
あとは、メンバーみんな定時で帰りたいので、仕事の割り振りが上手なリーダーが好まれます。
そして、まだまだ経験が浅いメンバースタッフの場合ですと、患者様の状態が急変した時に、すぐに対応してくれるリーダーですと、とても頼もしく信頼されます。
しかし、最初から理想的なリーダー力を全て兼ね備えている看護師なんていません。
訓練を繰り返さないと、できないものです。
まさに、私は訓練中のなんちゃってリーダーです。(笑)
では、続いて現実の看護師リーダーについて、お話していきます。
現実の看護師リーダー
理想のリーダー看護師はどういう人なのか、自分たちでも理解しているものの、現実それを実行するのは難しいものです。
特に私が難しいと感じるのは、メンバーの報告・相談を聞くときです。
特に、一年生看護師の申し送りや相談は、ゆっくり聞いてあげたいのに、報告聞いている最中に電話が何度もかかってくることもよくあります。
報告を中断して対応しなければならないこともあるので、リーダー業務に慣れていない私は、いっぱいいっぱいになり、優しい声かけや態度ができないこともしばしば…。
いつの日か、私のメンバーへの報告の聞く態度がきつかったらしく、師長さんとの面談の時に言われました。
理想の看護師になるには仏になるしかないですよ。
直す努力はしますけど、それでも相手がだめだというなら、リーダー業務から外して下さい!!!
でもね、振り返ってみると、自分も一年生の時、怖い先輩には報告するのが嫌でした。
怖い先輩には委縮しちゃいますよね。
だから、一年生の気持ちもわかる。
でも、今になってあの時の怖い先輩の気持ちもわかるようになりました。
あとは、医師への報告の仕方ですね。
医師は、手術やカテーテル検査、外来の対応など、忙しいです。
その医師へ、すぐに報告しなければならない時に、わかりやすく手短に報告する必要があります。
しかし、手短に報告しすぎると、内容を理解してもらえず、指示を出してもらえなかったり。
医師と患者様の仲介に入り、退院支援するときは、より説明の仕方に気を使わなければなりません。
私が現在働いている整形外科の先生たちは、報告しにくい先生はいなく、コミュニケーションがとりやすいので、とても助かっています。
昔働いていた病院の脳外の先生は、バイタルサインがドクターコールに引っかかるので、報告したら、そんなんことで電話してこないでと言われたこともあります。
私だって電話したくてしたわけじゃないんですけど!!!
そんなこともありましたので、医師への報告の仕方には注意を払う必要があります。
理想の看護師リーダーに近づくための3つの攻略法
私もまだまだ未熟なリーダーですが、理想的なリーダーになるために、尊敬する先輩看護師たちをみて、自分の看護師一年目を思い出して、攻略法を見つけたので、ここで共有させてもらいます。
攻略① リーダー業務が溜まり、イライラしている時の電話対応と後輩の報告前は、深呼吸をする。
昔、尊敬する先輩に私がテンパっている時などに、「一回深呼吸して。」とよく言われてました。
深呼吸することで、一度バタバタとしている流れを止めることができ、冷静になれます。
攻略② どんなに忙しくても、自分の態度と話し方に注意を払う。
ICUでリーダー業務を開始した時、自分はまだ看護師三年目だったので、後輩たちが報告しやすいように、名前を呼ばれたら、明るく優しい声で返事をするように心がけてました。
自分が看護師一年目の時に、怖い先輩に報告するのがとてもストレスだったからです。
最近、久しぶりにリーダーを始めたので、自分の態度と話し方に注意が足りていませんでした。
また、心を改めて、態度と話し方に注意を払っていきたいと思います。
攻略③
リーダーでも、自分でできないこと・わからないことは、上司や先輩に相談し、より良い解決方法を見つけることが大切。
リーダーだからといって、一人で責任を感じて対処する必要はないです。
私は、今の病院に来てまだ一年しか経っていないので、知らないこともまだあります。
なので、私はリーダーをやりつつも、先輩看護師や師長さんにこまめに報連相を行うように意識しています。
自分で対応しきれないことを、一人で対応しおうとすると、さらにトラブルを起こしかねません。
一番大切なのは、患者さんやスタッフの安全です。
リーダーだから、自分が何とかしなきゃ!!と思わず、チームで連携して解決しよう♪と心がけると、自分の精神的負担も和らぎます。
いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
終わり♪