こんにちは♪
看護探究隊のあやぱんです。
この記事を読みに来てくださりありがとうございます♡
看護のカテゴリーでは、救急医療の現場で働いていた看護師のあやぱんが「体のしくみ」から「病気」について、また「看護現場で役立つ情報」を探究してまとめた学習記録です。
今回探究してまとめた内容は、「看護師のキャリアビジョン」についてです。
こんな方には必見‼️
- 看護師としてどう生きていけばいいかわからない人
- 転職したいけど自分の進みたい道がわからない人
- 理想ばかり膨らんで、現実に自分の働きたい場所がない人
♡看護師のキャリアプランの作り方がわかる。
♡キャリアアップとワークバランスを考えた人生プランを考えることができる。
目次
私がキャリアビジョンを考え直した理由
私はブログでもお話ししているように、赤ちゃんや子供が大好きでシンガポールで産後ケアをしておりました。
今後の私のキャリアビジョンも産後の親子ケアをメインに作り上げ、自分の未来に興奮しながらキャリアプランも組み立ておりました。
しかし、これからのあやぱん夫婦の生き方が決まったことにより、私は産後ケアのスペシャリストになることを断念しました。
これを聞いて、その程度の夢だったのかと思われるかもしれません。
それでも自分の心の健康を保ちながら働き続けるためには、この決断がベストだったと思います。
※今までの産後ケアの経験と知識はこれからもブログで共有させていただきますので、これからも宜しくお願いします。
以上のことから、今のあやぱんは再び自分のキャリアビジョンを形成する必要があります。
なので今回は、あやぱんがどのようにして看護師のキャリアビジョンやキャリアプランを構築しているのかをここで共有させていただきます。
今回キャリアビジョンを構築するのに、いろいろなサイトを見て探究しました。
その結果、下記の2つのサイトを主に参考にさせていただき、キャリアビジョンを再構築しました。
キャリアビジョンの考え方
まず、キャリアビジョンの意味について考えていきます。
キャリアビジョンとは、人生・仕事において自分自身のなりたい姿を指す。
以下の事柄に重点をおくと、具体的、且つ実現可能なキャリアビジョンを描くことが可能となる。
・絶対に譲れない価値感、考え方、欲求:将来像を検討する際には、大切にしている価値感等が反映されていることが重要である。
・仕事、人生における過去・現在:自身が興味を持っていること、過去どのような事柄に活気を与えられたか等を洗い出すことで、自身の事をより理解することができ、なりたい姿がより明確になる。出典:Weblio辞書
自分自身のなりたい姿=キャリアビジョン
読者の皆さんは、絶対に譲れない価値観や考え方はありますか?
私は具体的なキャリアビジョンは変わったけれども、絶対に譲れない考えがあります。
それは、人種や国籍、年齢に関係なく看護ができる看護師になることです。
そして、患者さん含め自分と出会った人たちの人生に彩りを与えられる女性になることです。
では次に、自分の仕事や人生における過去・現在を考えていきます。
赤ちゃん好きの私は、自分で赤ちゃんを取り上げられる助産師さんがカッコイイと思い看護学校へ進学。 ↓ 看護学生時代の実習先で、怖くて性格の悪い助産師さんを見て、こんな性格の悪い人間になるなら助産師になりたくないと思い助産師を諦める。 ↓ 特に興味のある診療科がなかったので、オールマイティーでいろんな患者さんが来る救急医療科に就職する。 ↓ 人生で1番しんどい社会人1年目を乗り越え、先輩に認められるようになり看護が楽しくなる。 後輩の教育や、脳死患者の臓器提供の看護に携わり、やりがいを感じる。 ↓ 救命では救えない命も多く、命を救えたとしてもその人の人生を救えないことにもどかしさを感じる。(脳死、植物状態、延命治療など) ↓ 医療に限界はあるけど、看護には限界がないと思い、患者の人生を救える看護を学びたいと思い、救命の現場を離れる。 ↓ きつい現場を3年間乗り越えたご褒美にピースボートで地球一周の旅に出る。 ↓ 帰国後、英語を話せる看護師になりたくて、応援ナースで内科勤務しながらお金を貯めて、フィリピンとオーストラリアに語学留学する。 ↓ ちょっと英語を理解できるようになってきたから、外国人患者が来る病院の整形外科で応援ナースとして働く。 ↓ 海外の看護にも興味があり、マザーテレサの活躍の場であるインドの孤児院にボランティア活動しに行く。 ↓ 病院じゃない場所で自分の看護を生かして仕事をしたいと思い、ベビーシッターの会社で産後ケアの立ち上げから携わり、産後ケアにハマる。 ↓ 自分の産後ケアサービスの質をもっと上げたいと思い退職する。 ↓ 現在
こうして自分の人生を振り返ってみると、自分の興味あることは人との出会いや旅です。
看護では慢性期より急性期が好きです。
過去のできことでやりがいを感じたことは、最近で言えば産後ケアですね。
「あやぱんの産後ケア」を求めてお客さんが予約してくれるので、自分にしかできない仕事をしているようで嬉しかったです。
救命では脳死患者の臓器提供に携わった時は達成感を感じました。
救命を離れて一般病棟で働くようになった時は、患者さんと会話することが楽しいと感じました。
患者さんから直接嬉しい言葉をもらうことができると、看護師のやりがいを感じました。
いま興味を持っていることは、DMATです。
現在シンガポールに住んでいるのですが、日本の災害の多さが気になっています。
新型コロナの流行もそうなのですが、シンガポールで呑気に生きていると、看護師として人の役に立てる現場に行きたいと思ってしまいます。
自分のやりたいこと
ここでは、看護師から少し離れて、「自分のやりたいこと」を書き出してみます。
キャリアビジョンには、「どう働くか」だけでなく「どう生きるか」を考えることも必要です。
特に看護師は、夜勤やタダ残業、人間関係など仕事の内容以外で悩まされることが多々あります。
看護師はやりがいが大きい分、肉体的にも精神的にも疲弊しやすい職業です。
長く働き続けるためには、自分に合ったワークバランスを整える必要があります。
なので、看護師としてのキャリアだけでなく、自分はどう生きていきたいのか?を考えていきましょう。
あやぱんのやりたいこと
- プランター菜園などベランダでできるプチ農家をやりたい。
- 定期的に旅行に行きたい。
- 毎日ブログの記事を書ける時間が欲しい。
- 読書する時間が欲しい。
- 運動する時間が欲しい。
- 都会より自然が近くにあるちょっと田舎に住みたい。
- 昼夜のリズムを崩さない生活をしたい
ぱっと思い浮かぶ自分のやりたいことを書き出してみたら、定時で帰れて夜勤が月に3〜4回程度なら、ほとんどできそうな気がしてきました。
あとは、住む場所を少し田舎に移せば全て達成できそうです✨
プライベートも充実させられたら、仕事の活力も上がりますよね。
では、プライベートでやりたいことを書き出し、少しテンションが上がってきたところで、看護師としてまたは看護師の経験を活かしこれからどんなことをやりたいのか、書き出してみましょう。
看護師としてやりたいこと
- 災害現場で働けるようになりたい
- 業務時間内がどんなに忙しくてもいいから定時で帰りたい。
- チームで機能する病棟で働きたい。
- 日本人だけでなく、外国人患者も自分の看護で救いたい。
- 諦めかけた夢を叶える仕事をしたい。(例えば、看護サポートがあれば孫の結婚式に出席できる人、死ぬ前に家族旅行がしたい人の夢を叶えるなど。)
こうしてやりたいことを書き出してみると、自分の頭が整理されてきますね。
過去の経験とやりたいことの関係性
最後に、過去の経験と自分のやりたいことの関係性を考えてみましょう。
自分のやりたいことと過去の経験が繋がる部分はありませんか?
自分のやりたいことと過去の関連性
①プランター菜園などベランダでできるプチ農家をやりたい。
→ピースボートやオーストラリアのファームステイの経験を経て、環境に優しい持続可能な社会で生きたいから。
②定期的に旅行に行きたい。
→今まで国内外いろんな場所を旅してきて、新しい発見や出会いが自分を成長させてくれたから、これからも続けたい。
③毎日ブログの記事を書ける時間が欲しい。
→今まで経験したことをアウトプットすることにより、更に知識を深めたり、ライティングスキルが身についたり、プラスなことが多いから。
④読書する時間が欲しい。
→新しい知識をインプットすることで自己を成長させ、自分のキャリアビジョンに近づくことができるから。
⑤運動する時間が欲しい。
→心と体の健康維持。自分が健康でないと患者さんを健康に導けない。
⑤都会より自然が近くにあるちょっと田舎に住みたい。
→小さい頃から山も海も好きで、自然が私を癒してくれるから。
⑥昼夜のリズムを崩さない生活をしたい
→夜勤はキツい…肌荒れ、整理不順を引き起こすから。
看護師としてやりたいことと過去の関連性
①災害現場で働けるようになりたい。
→日本を離れてみて、現場の必要性を感じたから。
②業務時間内がどんなに忙しくてもいいから定時で帰りたい。
→応援ナースで一般病棟で働いていた時は定時帰れることが多く、プライベートも充実していたから。プライベートが充実していると仕事の活力が上がるから。
③チームで機能する病棟で働きたい。
→忙しい病棟では看護師の連携が出来ていないと効率が下がるから。
→効率が下がると残業は増えるしインシデントを起こしやすくなるから。
④日本人だけでなく、外国人患者も自分の看護で救いたい。
→海外旅行や海外生活で外国人に助けられたことがたくさんあるから、恩送りしたい。
⑤諦めかけた夢を叶える仕事をしたい。
→自分の祖父は、おしっこの管が入っており、かつ車椅子生活で施設から出れない状態が続いていた。私の提案で看護師の私が付き添いすることで家族で外出ができ、祖父は久しぶりに自分の家に帰り先祖に線香をあげられたことをすごく喜んでくれた。
→こういう看護のサポートがあれば叶えられるお年寄りの夢や、病気や障害を持つ人の夢を叶えたい。(例えば、看護サポートがあれば孫の結婚式に出席できる人、死ぬ前に家族旅行がしたい人の夢を叶えるなど。)
看護師のキャリアビジョン まとめ
今回、私はこの場を借りて自分の看護師としてのキャリアビジョンをある程度明確にさせることができました。
私の看護師としてのキャリアビジョン ①災害現場で外国人も含めた被災者を自分の看護で救える看護師 ②お年寄りや病気・障害を持つ人の夢を叶えるサポート
プライベートのライフビジョン ①身近に自然を感じられ、旅をしながら生きるライフスタイル ②ワークバランスを整えて自分らしさに磨きをかけるライフスタイル
最後に、私のキャリアビジョンの作り方を振り返ります。
- 自分の絶対に譲れない価値観や考え方を書き出す。
- 自分の過去の経験を書き出す。(どう思ってなぜそうしたのかも書き出すと良い。)
- 自分のやりたいことを書き出す。(プライベート)
- 看護師としてやりたいことを書き出す。
- やりたいことと過去の関連性を考える。
- 具体的なキャリアビジョンを考え言語化する。
結論として私が言えることは、この手順通りにやれば自分のキャリアビジョンがある程度明確になるということです。
キャリアビジョンが決まれば、転職活動にも力が入るようになります。
面接で明確なキャリアビジョンを伝えられることで、希望の会社や病院に就職できるようにもなります。
是非、読者の方もキャリアビジョンを考え直してみてはいかがですか?
既にキャリアビジョンをお持ちの方でも、新しい経験や人の出会いを重ねていると、自分のキャリアビジョンが変わっている可能性もあります。
もしこの方法でキャリアビジョンを考え、途中で行き詰まる方は、誰かに話してみたり、キャリアコンサルタントなどプロに相談してみるのも一つの手段だと思います。
いかがでしたでしょうか?
次回はキャリアビジョンに沿ってキャリアプランを考えてみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
終わり♪
医療に限界はあっても看護に限界はないって言葉いいね!私も自分の看護に限界を作りたくなくて、たくさん引き出しを持ってケアできるようになりたい!
コメントありがとうございます✨✨
コメント第一号がまみで嬉しいです(´∀`*)
私もそれすごく感じる‼️
今は看護の現場離れてるけど、また現場戻るまでに引き出したくさん作っておきたい♡